令和元年研究発表の内容

令和元年11月12日 本発表


本校の児童は、明るく素直で、与えられたことに対しては、まじめに取り組もうとしますが、その反面、言われてから行動する指示待ち傾向の児童が多いこと、活発に意見を出し合って、建設的な意見へと発展させることに課題が見られます。
このような現状を踏まえ、最初の3年間、第1期の研究においては、学級会において「自分もよく みんなもよい」という視点に立ち、折り合いをつけながら話し合ったり、自分たちでルールをつくって守るという経験を重ねたりする中で、「自分たちの学校生活を自分たちの力でよくしていこう」という意識が高まり、一人一人が目指す児童像に近づいているということを実感することができました。
そして、今回の第2期の研究では、「自分の考えを豊かに表現し、互いに高め合う児童の育成」を研究テーマに、よりよい人間関係づくりを目指し、3つの視点をもとに、更なる研究を進めてきました。
児童の実態をもとに、学級活動(1)(2)(3)を繋がりのあるものであると捉え、題材や議題を決定し、学級活動の内容のそれぞれの固有の意義、課題の相互の関連を図ることを念頭に置き、学級活動の時間を計画的に実施し、体験と振り返りを積み重ねて参りました。その結果、様々な教育活動において、個の成長と学級集団の質の向上が多くの場面で見られるようになっています。
特別活動を中心に、学校行事、また他教科へとも結びつく一連の学習展開は、カリキュラム・マネジメントの発想に基づいてのものです。
本校の学級活動の研究は、この後の振り返り、事後活動を重要視しています。今後も、授業のその後の活動につきましては、随時ホームページで発信していきますので、質問等ございましたら、メールまたは電話でご連絡ください。
  
新座市立新座小学校
校長 斉藤 直之 

 









研究紀要(平成29年度~令和元年度)
指導案(低学年)
指導案(中学年)
指導案(高学年)
学級活動グッズ・実践事例
事後資料(低学年)
事後資料(中学年)
事後資料(高学年)